3D-rendered network of blue dots and lines on Moloco's case study page.

Case Studies

大手企業と同等以上のパフォーマンスを達成。海外予算の20~30%をMolocoで消化

Moloco

March 2, 2023

『グランドサマナーズ(グラサマ)』など、数多くの人気モバイルゲームを手掛けるNextNinja。ユーザー獲得のためにMoloco Cloud DSPを利用しており、複数のタイトルで高いキャンペーン成果を実現しています。

今回は、NextNinjaの創業者・CEO 山岸聖幸氏に、Molocoを使用したアプリプロモーションについて振り返っていただくとともに、Moloco Cloud DSPならではの特徴や使用して得られたメリットについて語っていただきました。

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株式会社NextNinja CEO 山岸聖幸氏

NextNinjaについて


NextNinjaは、『グランドサマナーズ(グラサマ)』や『東方Lostword(東方ロストワード)』など、数々の人気スマートフォンゲームを開発・提供しています。
代表作のひとつである『グランドサマナーズ』は、2016年に配信を開始した基本プレイ無料のゲームです。配信開始以来、"超本格王道RPG" ゲームとして世界中の多くの方々にプレイされています。
NextNinjaでは2021年の年末よりMoloco Cloud DSPを活用しており、運用を広告代理店のCubicが行っています。

Molocoを使い始めたきっかけ:「良質なインストールを増やしたい」アプリ事業者なら誰でも持っている願望

アプリ事業者がビジネスを続けていくために必要なことは、良質なインストールやユーザーの数を増やしていくこと。当たり前のように聞こえますが、実際に増やし続けることはなかなか難しいものです。NextNinjaでも、「当時既に使っていた広告媒体から、徐々に良いユーザーがとれなくなっていた」(山岸氏)という課題がありました。
そんな折、2021年秋に参画したばかりの坂本から山岸氏への紹介をきっかけに、NextNinjaでMoloco Cloud DSPを試しに利用することになりました。

Molocoの広告パフォーマンス:大手プラットフォームを超える成果

NextNinjaでは複数のキャンペーンをMolocoで運用していますが、重要指標としているCPIやROASについて、総じて良好な成果を上げることに成功しています。GoogleやMetaと同等、あるいはそれ以上の成果がMolocoによってあがっており、現在、海外で展開するキャンペーンについては、予算全体の20%〜30%がMolocoに使われています。

なぜあえて大手プラットフォーム以外でキャンペーンを展開されているのか、理由をお伺いすると、経営者目線で見た山岸氏のアプリマーケティングに対する考え方が垣間見えます。

「GoogleやMetaなど大手プラットフォームへの依存度が高すぎると、その媒体からのユーザー獲得が滞った際に事業上のリスクになります。大手プラットフォームで期待していた成果が得られなかった場合、もうひとつ選択肢があるのは広告主としては心強い。その選択肢としてMolocoがあるのは助かっていますね。
Molocoは、大手プラットフォーマーと違う『最適化ロジック』と『配信面』を持っていて、これらは経営的に見てもボラティリティ(変動性)やリスクを下げるためには重要です。」(山岸氏)

Molocoプロダクトで高く評価されている点:質の高いユーザーを探すアルゴリズム

「広告プロダクトは、突き詰めると『優良ユーザーを探すアルゴリズム』である」と語る山岸氏。他の媒体にはないMolocoならではの特徴や、活用するメリットについて、次のように話します。
「広告プロダクトには、例えば検索キーワードで探す、デモグラとマッチングさせる、など様々なものがありますよね。広告プロダクトは、突き詰めると”優良ユーザーを探すアルゴリズム”であると捉えています。MolocoのDSPは、機械学習によって無数のデータの中から我々にとって質の高いユーザーを探索するプロダクトだと理解しています。
優れているアルゴリズムには心地の良い ”体感” があります。体感というのは、良い車を運転する時のように、こちらの狙った通りの挙動をしてくれるというニュアンスです。MolocoのDSPは、CPIやROASなどターゲットにしている指標が自分たちの仮説に近い水準にきちんと着地してくれることが多く、そうした意味で心地の良さを ”体感” しています。」(山岸氏)

アドフラウド(不正広告)対策:自身で数字を毎日確認

Moloco Could DSPでは、質の高い広告効果を提供し、ユーザーが持つ価値を最大化させることを目標としています。Molocoを活用した広告運用やDSPの『質』について、山岸氏は次のように話されました。
「NextNinjaではAppsFlyerのProtect360というフラウドの検知・防止ツールを使っており、また私自身もマーケティングの数字を毎日確認しています。
Molocoはそのツールを問題なく通過した上で、CPI・ROASなども違和感がないので、クリーンな媒体だと認識しています。AppsFlyerが定期的に発表しているPerformance Indexも欠かさずチェックしていますが、Molocoは常に上位にあるので、その点でも信頼できますね。」(山岸氏)

人的サポート:戦略を理解し、寄り添った広告運用をしてくれる代理店の存在


NextNinjaでは、Molocoの実運用はCubicという広告代理店に委託しています。

「Molocoの実運用はCubicという広告代理店にお願いしていますが、彼らはNextNinjaの戦略を理解して、私たちに寄り添った広告運用をしてくれる点が素晴らしいです。一般的な広告代理店の収益モデルは『配信金額 x マージン率』です。広告の量ではなく質を高めることは、短期的には配信金額を下げてしまい、代理店の収益にネガティブに働くこともあるのですが、それをいとわず広告主のために必要なことを真摯にやってくれます。一方、不明点や懸念点があった際は直接Molocoの人に聞けるので、何かあった場合も安心できます。」(山岸氏)

今後の展望・Molocoへの期待:より規模を大きく、新たなテクノロジーでこれまでとは異なる施策を

改めて、Moloco Cloud DSPを使用した『グラサマ』ユーザー獲得キャンペーンをおさらいすると、以下の成果がMolocoから得られました。
・指標(ROAS、CPI)に対して良好なキャンペーン成果を達成
・大手プラットフォームと同等以上の成果を達成し、媒体の選択肢をひろげることに成功
・機械学習によって良質なユーザーを獲得することができ、期待していた仮説 通りの成果を達成
・フラウドの少ない媒体で、質の高い広告運用を実現

最後に、山岸氏から今後Molocoを通じて取り組みたいことや、Molocoに期待していることについて語っていただきました。
「引き続き新たな配信面の開拓やネットワークの強化を通じて、質を落とさず、より規模を大きくして欲しいです。あとは、新しいテクノロジーを使ったこれまでと違った施策、例えばCTVなんかもやってみたいですね。」(山岸氏)

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